2009年3月11日水曜日

ひどいラウンドの楽しみ方

いざ、意気込んでゴルフ場に繰り出しても、うまくいかない日もある。

禅ゴルフ―メンタル・ゲームをマスターする法という本に、そんな日の楽しみ方が書いてあった。

「ラウンドの最後のほうまで悪戦苦闘が続き、ついに、『ああ、もう諦めた。ボールは打つだけ打っておくことにしよう』などと口走ることがある。驚いたことに、そう言ったとたんにナイスショットが出始める。理由は、本当に諦めてはいないからである。ただ、ムキになるのをやめただけのことだ。」

こんな状況を、私も経験したことがある。朝から、スコアにこだわる自分がいると、ミスショットしたときのショックが、後々まで尾を引いてしまう。

それまでのミスショットに引きずられずに、今、目の前にあるボールを、いかに打つべきか、に集中できたとき、ナイスショットが出るものだ。

集中することと、ムキになることは、情熱の度合いは同じようなものかもしれないが、考え方の方向が、正反対のようだ。

いつでも、今打つべきボールに集中したいものだ。