2009年3月4日水曜日

100切りするための一つの考え方

ゴルフで、スコア100を切る(99以下で回る)ことは、ゴルフを始めた人は、一度は目標にするところだ。私が100切りできたのは、初めてコースでラウンドしてから、2年くらいかかったと記憶している。

101とか、102とかのスコアが出てくると、「次こそは」と意気込んでしまうが、110台に戻ってしまうことが何度もあった。

100を切るためには、ショットとパットの精度をあげることも大切だし、OBを打たないように、ドライバーの使用を控えたり、とことんバンカーを避けたりといった作戦をたてることも重要だ。

もう一つ、100切り、すなわち99というスコアについてちょっと考えてみると、 パーが72の場合、ボギー9個とダブルボギー9個で、99。 パーもたまにとれる、という力量があれば、とりあえず、「全ホールでボギーを目標にする」と、気が楽になる。

ボギーでいいと思えば、うまく行けばパー、失敗したらダブルボギーというペースになり、「なにがなんでもグリーン狙い」という呪縛から解放される。 しかも、結果として平均ボギーで回れれば、90ちょうどだ。

なんとかパーをとろうとすると、どんな状況であっても、グリーンに向かって打とうとして、どんどん打ちにくいところにボールが行ってしまい、ますますグリーンを狙いにくくなり大叩きしてしまう、ということがある。

ボギーでよしと割り切り、いつも90台で回れるようになると、スイングも力まずに振るくせがついて、いつのまにか90を切れるようにもなるだろう。

でもまあ、欲というのはおそろしいもので、ベストスコア更新がかかった最終ホールなどは、大叩きしてしまうものだ。